2017/05/17

物質・材料研究機構 研究職員 公募(2件)

【 募集1 】 エンジニア職「E17-05」 (正職員) X線回折
定年制: 技術開発・共用部門, 材料分析ステーション, 化学分析・X線回折グループ

公募掲載HP http://www.nims.go.jp/employment/data/hdfqf1000008scd2.html

[業務(研究)内容]
粉末回折法、単結晶回折法等のX線回折装置を用いた無機・有機材料物質の分析支援を主業務とし、回折技術を基盤とする新規分析技術開発に関係する業務を行う。
具体的には下記の業務を担当する。
1. 単結晶回折法、粉末回折法等のX線回折装置による依頼分析及び報告書作成
2. 共用装置利用者への技術指導
3. 各種回折装置の保守管理
4. 回折法を中心とした各種技術相談
5. 実験結果に関する各ユーザーとの議論
6. 新規実験技術および新規解析技術の開発

[応募資格]
1. 大学学部卒以上で、物理および化学の実験および教育を受け、固体物理もしくは固体化学および解析数学の知識を有する者。(新卒者も可)
2. 技術的内容に関して日本語および英語にて十分なコミュニケーションができること。また、報告書等を英語にて作成可能なこと。

[着任時期]
平成29年12月1日(金)(応相談)

【 募集2 】 研究職「R17-04」 (正職員) 光・電子機能性単結晶開発
定年制:機能性材料研究拠点、採用者の適性に応じて決定。

公募掲載HP http://www.nims.go.jp/employment/data/hdfqf1000008su1d.html

[研究内容]
エレクトロニクス、オプティクス応用などを見据えた高純度単結晶材料の開発に取り組む。引き上げ法、浮遊帯域溶融法、化学気相成長、物理堆積法、エピタキシー法、ソルボサーマル法などの結晶成長法を駆使し、既知機能材料の高純度化・高機能化、新規な結晶成長法の開発、あるいは、新規結晶質機能材料の合成・探索に取り組む。さらに、物性研究者や素子開発者との連携を密にし、物性測定を通して開発材料の機能顕在化に取り組むことが望ましい。

[応募資格]
(日本語)
1. 博士号を有する者。または、着任時までに博士号を取得できる見込みの者。
2. 英語での研究に関するコミュニケーションが可能であること。
3. 固体物理、熱力学、結晶学などの機能性結晶開発に必要となる基礎的知見を有すること。
4. 引き上げ法、エピタキシー法、等の何れかの結晶成長技術を用いた結晶開発の経験を有すること。
5. 単結晶材料の光学特性、電子特性や結晶構造の解析に関する研究開発経験を有すること。
6. 固体物性やデバイス工学などの関連する研究者との協業によって、新規単結晶材料、あるいは、新規結晶成長技術の開発に意欲的に取り組む意欲のあるもの。

[着任時期]
平成29年10月1日(金)(応相談)