2012/11/30

茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター
県BL開発研究部門 産学官連携研究員(PD)公募


茨城大学は、平成20 年4 月1 日にフロンティア応用原子科学研究センターを設立しました。本センターは、
中性子などの各種量子ビームを用いた応用原子科学の研究を推進するとともに、その産業応用と地域
イノベーションへ貢献できる先進的な研究教育拠点となることを目指しています。本センターは県BL 開発
研究部門、研究部門及び産学官共同研究推進部門の3 部門から構成されています。県BL 開発研究部門
では、東海村の大強度陽子加速器施設(J-PARC)に茨城県が設置した二本の中性子ビームライン(材料
構造解析装置(iMATERIA)及び生命物質構造解析装置(iBIX))の運転維持管理、ならびに、それらの装置
の産業利用に繋がる基礎・基盤研究を委託されています。
このたび、本センター県BL 開発研究部門では、材料科学の領域において、中性子回折を用いて物質の
構造と機能を解明する研究を推進できる研究員を、下記の要領で公募いたします。
茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター
センター長 佐久間 隆


1.募集人員: 産学官連携研究員 2名
2.所属部門: 茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター 県BL開発研究部門 材料領域
3.専門分野
A : 中性子回折による強相関物質に関する材料開発・物質科学、ならびに、粉末中性子回折装置(iMATERIA)の開発
B : 中性子回折による機能性材料に関する材料開発・物質科学、ならびに、粉末中性子回折装置(iMATERIA)の開発
4.着任時期: 平成25年4月1 日(予定)
5.任期: 1年(ただし、1年ごとの評価で3年まで延長可能)
6.勤務地: 〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162 番地1
いばらき量子ビーム研究センター内 茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター
7.応募資格
(1)博士の学位を有する、もしくは、採用予定日までに取得見込みであること
(2)A: 中性子回折の経験は問わないが、X線回折等による結晶構造解析の経験があり、強相関物質等の
構造物性研究に意欲があり、自主的に研究を遂行する能力があること
B : 中性子回折の経験は問わないが、X線回折等による結晶構造解析の経験があり、機能性材料等の
構造物性研究に意欲があり、自主的に研究を遂行する能力があること
(3)装置の運転維持管理および利用者支援を装置グループの一員として実施できること
8.提出書類
(1)履歴書(写真貼付):1部
(2)研究業績リスト(論文、口頭発表、受賞歴、外部資金獲得状況等):1部
(3)主要論文:5編(コピー可。投稿中で掲載が決定されている場合には原稿でも可とする)
ただし、主要論文が5編以下の場合には全て提出すること。
(4)これまでの研究内容の概要と今後の研究計画(2,000字程度)
(5)照会可能者2名の氏名と連絡先
9.応募締切り: 平成25年1月21日(必着)
10.問合わせ先及び書類送付先
〒319-1106 茨城県那珂郡東海村白方162-1
いばらき量子ビームセンター内
茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター県BL開発研究部門 石垣 徹
電話: 029-287-7871 (代表) mail: toru.ishigaki(@)j-parc.jp
* 封筒に「研究員応募書類在中」と朱書きし、書留郵便で送付してください。
なお、提出書類は原則として返却いたしません。

公募要領: PDFファイル

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