2010年度結晶学会ポスター賞
日本結晶学会は，年会において優秀なポスターを発表した主著者に日本結晶学会ポスター賞（以下、ポスター賞）を贈呈し、表彰しています。ポスター賞は、日本結晶学会会員で35歳
未満の者に授与し、受賞の発表および表彰を年会にて行っています。各受賞者にはリガクフ
ァンドから副賞（現在3万円）が贈呈されます。2010年12月に開催された年会では下記の７つ
のポスター賞が選定されました。若手の皆様におかれましては、奮ってポスター賞にご応募
ください。来年の年会は2011年11月24-25日に北海道大学にて開催される予定です。
A. 物理・鉱物分野
PA-25 齊藤未央（東工大）
「Imma ペロブスカイト型酸窒化物LaTiO2N, 結晶構造と電子密度分布」
PA-09 田中博美（米子高専）
「自己組織化2 次元ナノ平面ピンニングセンターによる高温超伝導体の粒内臨界電流密度増大」
B. 化学分野
PB-21 阿部善也（東理大）
「粉末X 線回折法による「国宝 紅白梅図屏風」の製法解明」
C. 生物分野
PC-51 成田宏隆（阪大）
「細胞間接着分子ネクチン-2 の構造生物学的研究」
PC-57 平林佳（阪大）
「鉄硫黄クラスターのde novo 合成を担うISC タンパク質群の複合体解析」
PC-93 片岡未有（関学大）
「時間分割X 線結晶構造解析と単結晶紫外可視顕微分光法を用いた銅・トパキノン含有アミン酸化酵素触媒反応機構の構造学的研究」
PC-63 中村太一（阪大）
「転写抑制因子Tup1-N 末端ドメインのX 線結晶構造とその複合体形成メカニズムに関する新たな知見」
結晶学会行事幹事 八島正知
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